紅白歌合戦 2016出演者に小林幸子は居ない?
紅白歌合戦 2016出演者に小林幸子は居ない?
紅白歌合戦の改革??
11月24日に紅白歌合戦の出場者の発表がありました。
今年は紅白合わせて全46組が出場予定。初出場は紅組5、白組5の10組が出場。
フレッシュな顔ぶれと言いたいですが、今年はPUFFYにkinki kidsといった
中堅のアーティストも初出場と言うこともあり、不思議な雰囲気の発表会になりました。
今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」です。2020年のオリンピック・パラリンピックまでこのテーマで行うとのこと。
紅白歌合戦から良いスタートを切りたいNHK。
落選したアーティストも多数いるなかで、成功するのでしょうか?
出場よりも落選が目立った発表会。
今年は大御所、常連のアーティストが次々と落選。
和田アキ子さんを初め、小林幸子さん、伍代夏子さん、藤あやこさん等、多数のアーティストが 落選しました。
出場回数39回の細川たかしさんは「世代交代も必要です」と自ら卒業を表明。
また、小林幸子さんは昨年の紅白歌合戦で特別枠として出場。
「千本桜」のパフォーマンスは大好評でしたが、今回は落選に終わりました。
あの豪華な衣装が見たくて、紅白を見ていた方も多いと思います。本当に残念ですね。
小林幸子さんと紅白歌合戦。
小林さんは9歳でスカウトされ10歳で芸能界デビュー。
ずっと売れない生活でしたが、デビューから15年後、転機が訪れます。
1979年「おもいで酒」がB面ながらも、大ヒット!同年、この「おもいで酒」で紅白歌合戦初出場を飾ります。
豪華衣装になったきっかけは、元々パフォーマンスが好きだったとのこと。
緊張を紛らすためもあり、大掛かりな演出をする前から、十二単を着たり、クレオパトラになって歌ったこともあったそうです。
そんな時に、当時の市川猿之助さん(現・二代目市川猿翁)に出会ったのが、豪華衣装になったきっかけです。
市川猿翁と言えば、大掛かりな舞台演出で有名な「スーパー歌舞伎」の創始者。
小林さんは「自分も、この衣装を着て歌いたい」と直談判。その結果、1989年の紅白歌合戦に天女をイメージした衣装演出から現在に至ったとのこと。
しかし、何度かこの豪華衣装を辞めようと考えたこともあったそうです。
猿之助さんから、「より大掛かりな衣装にしていくのも目標でしょうが、最終的な目標は元に戻すことです」 と伝えられていたからです。
元に戻す前に、今年の紅白歌合戦には落選してしまいました。
来年はどうなってしまうか分かりませんが、いつか元の姿に戻って「おもいで酒」を歌ってもらいたいですね。
今年の紅白歌合戦が成功するか分かりませんが、変わっていく紅白に期待したいですね。
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